資産合計 35,011,728 円


富士通とかアドバンテストに踏まれて、空売り評価損が200万を越えてきています。体感的には粘れそうな感じなのですが。来月に期待です。

アメリカの大統領が広島を訪問というのは歴史的な感じがします。20世紀には考えられないことですよね。感動的ではあるのですが、アメリカの打算というのもあると思います。中国の経済が巨大になって、日本が無条件にアメリカを支持するという基礎的条件が薄くなってきていると思います。日本が中国寄りになるということは将来的には十分ありえると思います。
中国が嫌いという日本人はかなりいると思いますが、そもそも何故彼らは中国嫌いなのでしょうか。日清戦争において日本が勝ちました。あの日清戦争以来、日本の中に中国を馬鹿にするというカテゴリーが生まれました。確かに、近代において中国はいつも頼りなかった。ところが21世紀に入って中国経済は急成長です。すでに中国のGDPは日本の3倍です。もう日本が張り合えるレベルではない。今まで中国を馬鹿にしていた日本人は、その巨大さに恐怖しているというわけです。ただ単に日本は自分の都合で他者を恐怖しているにすぎない。

大東亜戦争において日本はアメリカとも中国とも戦いましたが、この二つの国が日本に取った態度というものはどうだったのでしょうか。アメリカはほぼ勝敗が決まっているにもかかわらず原爆を落としてきました、それも2つ。こんなことをいうとなんなのですが、アジア人に対する蔑視というのはあったでしょうね。中国は戦後捕虜にした日本人を全て日本に返してくれましたよ。罪を憎んで人を憎まずということを蒋介石は言っていました。
中国とアメリカのどちらが信頼できる国かと日本人が判断しなくてはいけなくなった時、近い将来現状の好悪のメーターが逆に振れるというこも十分ありえると思います。アメリカにはそのことが分かっているのでしょうね。何故分かっているのかというのがまた嫌なところではあるのでしょうが。